鈴木雄介(すずきゆうすけ)選手は男子競歩の選手として活躍している日本の陸上競技の選手です。
2019年9月に開催された世界陸上ドーハ大会の50km競歩で優勝して東京オリンピックへの出場が内定しました。
2020年1月1日の元旦には、第68回元旦競歩大会に鈴木雄介選手も出場され、1時間20分01秒の大会新記録で優勝されました。
ただ、この後、インフルエンザにかかってしまい2020年1月20日ごろから開催された宮崎での強化合宿では軽めの調整を
実施しているとのことです。
鈴木雄介選手のプロフィール
生年月日:1988年1月2日
出身地:石川県能美市
身長:170cm
所属:富士通
特技:ボウリング(210点を出したことも)
競歩の記録
5000m競歩 18分37秒22 (2015年7月)
10000m競歩 38分10秒23 (2015年7月)
20キロ競歩 1時間16分36秒 (2015年3月) 世界記録
50キロ競歩 3時間39分07秒 (2019年4月)
鈴木雄介選手の出身地である石川県能美市は競歩が盛んで毎年全日本の大会、「全日本競歩能美大会」が開催されるほどです。
ただ、最初から競歩をやりたかったわけではないとのことです。
中学2年生の時に出場した競歩の大会で県大会に出場できる結果を残したとのこと。
県大会に進めるのだからしっかり練習しようと思って練習に取り組んだそうです。練習に取り組むと、どんどん早くなっていくのが分かり、それが楽しくて競歩に本格的に取り組むようになったとのことです。
その後、高校に入学して競歩を専門に教えるイタリア人コーチから競歩の専門的な技術を学んだとことです。
この学んだ技術に磨きをかけていき、高校3年生の時にはインターハイで優勝するまでに成長しました。
また、高校時代には世界大会にも出場しています。
2006年に順天堂大学に進学し、この年に開催された世界ジュニア選手権の10000m競歩で銅メダルを獲得しました。
その後、2010年に大学を卒業すると富士通に入社して競技を続けました。
さらに、2011年の世界陸上大邱大会の20km競歩に出場して8位に入賞して、2012年のロンドンオリンピックへの出場が内定しました。
そして、ロンドンオリンピックに出場しましたが、36位という結果でした。
その後、2015年3月に開催された全日本競歩能美大会で1時間16分36秒の世界新記録を樹立しました。
2015年に世界記録を出した鈴木選手ですが、その後、恥骨炎や股関節痛(グロインペイン症候群)などの怪我が影響して約3年弱の期間、公式な試合に出場ができませんでした。
また、鈴木選手の強化費の不正申請という不祥事で2017年10月1日から2018年3月31日の6か月間の登録会員資格停止処分を受けていました。
その後、2018年5月に試合へ復帰して、2019年3月の全日本競歩能美大会に出場しましたが、20キロ競歩では4位となり2019年9月に開催される世界陸上への出場権は獲得できませんでした。
ただ、2019年4月の日本選手権で50キロ競歩に出場して優勝したこともあり、2019年9月の世界陸上ドーハ大会への出場権を獲得しました。
この時の50キロ競歩の3時間39分7秒という記録が当時の日本記録となりました。現在(2020年1月時点で)の50キロ競歩の日本記録は川野将虎選手の3時間36分45秒です。
そして、世界陸上ドーハ大会で優勝して、東京2020オリンピックへの出場内定を獲得しました。
このように競歩の20キロで世界記録を保持しているものの東京五輪へは50キロ競歩で内定しているので、50キロ競歩に集中して出場するそうです。
最後に
2019年の世界陸上での活躍のように東京オリンピックでの活躍に期待したいと思います。
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