岡本碧優(おかもとみすぐ)選手はスケートボード(スケボー)の女子パーク競技の選手で東京オリンピック出場を目指している10代の中学生です。
岡本みすぐ選手は、2019年11月18日にブラジルのリオデジャネイロで開催された東京オリンピックに向けた予選大会でもあるSTUオープンのパーク女子で優勝しました。
東京五輪に向けての予選大会ではこれで3連勝と順調に成績を上げています。
東京オリンピック(東京2020)の女子スケートボードのパーク種目の内定はまだ決まっていませんが、出場すれば活躍が期待される岡本みすぐ選手について、プロフィールや過去の大会の成績やコーチや兄妹、家族などの情報をまとめました。
ちなみに、2019年11月24日時点ではwikipedia(ウィキ)にも掲載されていないので自分なりに探した情報でまとめています。
目次 Contents
岡本碧優(おかもとみすぐ)選手のプロフィール
お名前の漢字が難しく自分は読めませんでしたが、読み方は碧優と書いて「みすぐ」と読みます。
生年月日 2006年6月22日(2019年11月24日時点で13歳の中学1年生)
身長 144cm(成長期のためもう少し身長が伸びている可能性もあります)
出身地 愛知県高浜市
中学校 岐阜市長森南中学校
所属 Proshop Bells
また、2019年11月20日に発表がありましたが、MKグループとアスリート所属契約を締結しました。
スケートボードのパーク競技での岡本みすぐ選手の特徴は高く跳べることと、その高さを生かした「540(ファイブフォーティー)」という、身体を1回転半させて横回転する技です。
ニュースステーションで岡本みすぐ選手を特集するコーナーでは、この「540(ファイブフォーティー)」という技を習得して世界で戦うために、2019年の冬からコーチである笹岡コーチの実家に下宿していること、ちなみにご両親が話をした時も「行きたい」としか言わず、意思が強かったという話をされていました。
このように、現在は岐阜市に住んでおり、コーチでもあり、プロ選手でもある笹岡拳道(ささおかけんと)さんの実家に下宿して、一緒に練習しているためです。
これだけ若くて大会で活躍しているので、どんなコーチがいるのか?と気になったので調べてみました。
コーチはプロ選手である笹岡拳道(ささおかけんと)さんですが、笹岡さんは三人兄弟で、三男の笹岡建介(ささおかけんすけ)選手はスケートボード男子パークで東京五輪(東京2020大会)出場を目指している20歳の選手です。(笹岡建介(ささおかけんすけ)選手も、岡本みすぐ選手と同様に大会に出場しています。)
このように笹岡建介(ささおかけんすけ)選手も競技者として試合に出場しているので、身近なところにコーチ、同じ目標を持っている選手がいる環境を求めて下宿生活をされています。
練習環境のよい場所を求めて実家を離れて、笹岡選手の実家で下宿している岡本みすぐ選手ですが、スケートボード女子パークの大会に出てどのような成績をおさめているのか紹介したいと思います。
岡本みすぐ選手の過去の大会での成績
2019年に関しては、東京オリンピックに向けたランキングの対象となる大会を中心に出場されています。
2019年6月13日から2019年6年16日にアメリカのカリフォルニア州ロングビーチで開催されたオリンピック出場のためのワールドポイントが与えられる世界大会 “DEW TOUR(デューツアー)”に岡本みすぐ選手は出場して見事、優勝しました。
DEW TOUR(デューツアー)
2019年6月12日から2019年6月16日にアメリカのカリフォルニア州ロングビーチで開催されたDEW TOUR(デューツアー)での試合結果は以下のとおりです。
優勝 岡本碧優(おかもとみすぐ)選手 63.16点
2位 Lizzie(リゼ)選手(フィンランド)が55点
3位 開心那(ひらきここな)選手が53.06点
ちなみに、準決勝での成績は
1位 岡本碧優選手 61点
2位 ブライトン選手(アメリカ) 47点
3位 四十住さくら(よすずみさくら)選手 45.03点
このDEWTOUR(デューツアー)での動画がYoutubeにありました。
サンパウロでのパーク世界選手権大会
2019年9月5日から2019年9月15日までブラジルのサンパウロで開催されたパーク世界選手権大会での戦績は以下のとおりです。
優勝 岡本碧優選手 61.17点
2位が60.00点 四十住さくら(よすずみさくら)選手
3位が58.13点 スカイブラウン選手
リオデジャネイロでの大会でも優勝
OI STU OPEN(STUオープン)は2019年11月11日から2019年17日までブラジルのリオデジャネイロで開催されました。
この試合の詳細は以下のとおりです。
岡本みすぐ選手は準決勝を1位で通過しましたが、この時のスコアは62点。2位のブラウン・スカイ選手(イギリス)の得点は57点。3位のブライトン選手は48点「アメリカ」でした。
この準決勝の上位8人が決勝に進出して、得点を競いました。
その結果、岡本みすぐ選手が1位となり得点は62・67点でした。
2位が58点で、四十住さくら(よすずみさくら)選手、3位が55点で、スカイブラウン選手(イギリス)でした。
この得点差を見ると、岡本選手と他の選手との差があるなぁと感じます。
ちなみに、スカイブラウン選手ですが、宮崎県出身で、お母さんが日本人で、お父さんがイギリス人です。イギリスと日本のハーフで、日本国籍も選べましたが、イギリスでのオリンピック代表を選びました。年齢は10歳、2008年7月7日
今後の東京オリンピックに向けた試合日程は?
今後のスケートボードパークの東京オリンピック(東京五輪)に向けたポイント大会は以下の通りです。
・WS Lima Open 2020年3月16日から2020年3月22日
・ISO Yancheng 2020 2020年4月6日から2020年4月12日
・DEW Tour 2020年5月4日から2020年5月10日
・Park World Championships(パーク世界選手権) 2020年5月26日から2020年5月31日
このように2020年シーズンとして残り4試合が開催されます。
ここまで好成績をおさめている岡本みすぐ選手ですが、ここでスケートボードのパークの東京オリンピックの代表選手の選出方法(選考方法)も紹介しておきたいと思います。
スケートボードのオリンピックの選考条件は?
2019年1月1日から2020年5月31日までのオリンピック予選期間中にワールドスケートの認定大会でポイントを獲得していき、そのポイントで出場者を決定します。
2020年の世界スケートボード選手権大会の上位3名は東京オリンピック(東京2020)への出場資格(出場権)が与えられる。
2020年6月1日時点のオリンピック世界スケートボードランキングから16名の選手を選出する。ただし、大陸枠及び開催国ごとに最高3名までの条件を考慮して選出する。
開催国に対しては1名の開催国枠(2020年6月1日時点での開催国の世界ランク最上位の選手)が保証されている。
参考資料:選考基準第32回オリンピック競技大会ー東京2020大会
上記を確認すると、おそらくスケートボードの女子パークでは最大で3名まで選出される可能性がありそうです。
東京オリンピックのスケートボード競技(スケボー競技)
東京オリンピックから新種目として開催されるスケートボード競技ですがパークとストリートの種目が実施されます。
岡本碧優選手はスケートボードのパーク競技に出場し、開催日程は2020年8月5日の午前9時から午後1時45分です。
2020年8月5日(水)で予選と決勝を実施する競技日程となっています。
なお、会場ですが、有明アーバンスポーツパークです。
最後に
スケートボードの女子パークの東京オリンピック代表を、そして、東京オリンピックでのメダルを目指している岡本碧優(おかもとみすぐ)選手ですが、このようにオリンピックに向けての大会で軒並み好成績をおさめています。
ただ、女子パークの選手は若い選手が多く、今後、急に力を付けてくる選手もいるかと思います。
そのため、東京オリンピックの代表選手としての内定が取れるまでは油断はできないかと思いますが、このままの調子で怪我なく大会に出場していただければと思います。
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