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森ひかる(もりひかる)選手はトランポリン日本女子のエース!プロフィールや大会の成績を紹介!

森ひかる(もりひかる)選手は東京オリンピックにトランポリン競技の女子日本代表に内定した選手です。

森ひかる選手がどのように東京五輪(東京2020オリンピック)の内定を獲得したのか?プロフィールや出身高校やトランポリンに出会ったきっかけなどもまとめています。

目次 Contents

2019年世界トランポリン競技選手権で東京オリンピックへの出場内定

2019年11月28日から2019年12月1日まで東京の有明体操競技場(東京オリンピックに向けて新しく建設した競技場)で第34回世界トランポリン競技選手権大会の女子トランポリンで優勝して、東京五輪への出場が内定しました。

森ひかる選手の優勝(金メダル)ですが、国際大会で男女を通じて日本人選手として初めて、トランポリン競技で金メダルを獲得しました。

また、女子団体でも金メダルも獲得しました。(ちなみに東京2020オリンピックでは男女ともに団体競技は実施されません)

森ひかる選手は勝負強い

2019年の世界トランポリン選手権の女子団体の決勝ですが、まわりの選手が失敗するなかで、日本チームの最終演技者、全体でも
最後から2人目の演技者として森ひかる選手が登場して、金メダルがかかる中で女子団体に出場した選手の中で最高得点を出しました。





また、個人種目でも決勝戦では最後から2人目の演技者として出場して55.860という得点を出して優勝しました。

このように、プレッシャーのかかる場面でも高得点を出せる選手であるため、勝負強いと言われています。

森ひかる選手の過去の大会の成績は?

2008年の全日本ジュニア選手権では低学年の部で優勝して、2011年の世界選手権では11~12歳の部で優勝しました。

2013年の全日本選手権個人を最年少の14歳で初優勝しました。

日本のチャンピオンになりましたが、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは18歳以上という年齢制限があり出場することができませんでした。

また、ここ3年間の森ひかる選手の成績は以下のとおりです。

2019年
第34回世界トランポリン競技選手権 個人1位(金メダル) 女子団体1位
ワールドカップ(スペイン・バジャドリッド)第4戦 個人3位
ワールドカップ(ロシア・ハバロフスク)第3戦 個人2位
第34回世界トランポリン競技選手権日本代表最終選考会 個人1位
ワールドカップ(ベラルーシ・ミンスク)第2戦 個人4位
ワールドカップ(アゼルバイジャン・バクー)第1戦 予選敗退

2018年
第33回世界選手権(世界トランポリン選手権) 個人5位 シンクロ1位
アジア大会 個人2位
全日本選手権 個人1位

2017年
第32回世界選手権(世界トランポリン選手権) シンクロ2位
全日本選手権 個人4位

2019年のワールドカップでは常に表彰台に上がれるくらいの順位を争うくらいの結果を出しており、日本女子のエースと呼べるくらいの活躍をしているかも思います。

その勢いのまま、2019年のトランポリン世界選手権で金メダルを獲得して、東京オリンピックの女子トランポリン代表に内定しました。

もりひかる選手のプロフィール

生年月日:1999年7月7日(七夕生まれで2019年12月時点で20歳)
出身地:東京都足立区
身長:159cm
所属:金沢学院大学クラブ
大学:金沢学院大学人間健康学部スポーツ健康学科
高校:金沢学院高等学校(高校1年生の時に東京都の足立新田高校から金沢学院東高校に転校。当時は金沢学院東高校)
Twitter(ツイッター):@hikapoline
Instagram(インスタ):_hikapoline_

森ひかる選手がトランポリンを始めるきっかけになったのは4歳の時に地元のイトーヨーカドーの屋上にあるトランポリンを体験したからです。

それからトランポリン教室に通い始めてトランポリン競技に打ち込んでいきました。

高校生の時は都立の足立新田高校に通っていましたが本格的にトランポリンに取り組むために石川県金沢市にある私立金沢学院東高校(2016年から金沢学院高等学校に改称)に転校しました。





金沢学院高校に転校したのは、丸山章子さんというコーチが指導をしていること、さらに多くのオリンピック選手を男女ともに輩出しています。

金沢学院高校の出身者は伊藤正樹さん(ロンドンオリンピック代表トランポリン男子代表)や松本薫さん(ロンドンオリンピック女子柔道代表)、大相撲の遠藤聖大力士や炎鵬晃力士などです。

ツイッターではトランポリンを盛り上げようとする投稿が多く、競技の写真などが多いです。インスタでは試合の様子や練習の様子などが投稿されています。

森ひかる選手ですが、お兄様がいらっしゃるそうで森晴太郎さんです。ちなみにお兄様は双子で晴太郎さんもトランポリンをしていたそうです。

また、趣味はネイルだそうです。

練習中の様子など笑顔が多くかわいい姿が多いです。彼氏などの情報も探しましたが自分が探した限りでは彼氏の存在を見つけることができませんでした。

森ひかる選手ですが乃木坂46の高山一実さんと似ているとの噂もありました。

大技「トリフィス」がカギ!

森ひかる選手の演技の中で重要なのが「トリフィス」という大技です。

前方に3回転(前方3回宙返り)して最後にひねりを1回加えます。

さらに、膝を曲げない状態と膝を抱えての2種類のトリフィスを演技の中に入れています。

この技が決まるかどうかがカギとなります。

2019年の世界選手権では、この難易度の高い技を2回(膝を曲げない状態と膝を抱え込んだ状態の)成功させて優勝しました。

トランポリン競技での採点方法は?

このようにトリフィスという技が決まるかどうかで森ひかり選手がメダルを獲得できるかがカギとなってくると思いますがトランポリン競技がどのように採点されるかも記載しておきます。

トランポリン競技ですが、難度点、演技点、移動点、跳躍時間点、これら4つの合計点で競う競技です。

トランポリンの上で連続で10回ジャンプをしてジャンプをしている間に技を行います。

その技の難しさを採点する難度点(=Dスコア)
演技の美しさを採点する演技点(=Eスコア)
着地の正確さを採点する移動点(=Hスコア)
跳躍による滞空時間を採点する跳躍時間点(=Tスコア)





これらの4つを合計して、その合計点で順位を決定します。

ちなみにオリンピックの内定を決めた2019年の世界選手権で森ヒカル選手は
Dスコア:14.400点
Eスコア:16.100点
Hスコア:15.860点
Tスコア:9.500点
合計で55.860点で優勝しました。

このようにトランポリン競技は、難度点(Dスコア)・演技点(Eスコア)・移動点(Hスコア)・跳躍時間点(Tスコア)の4つの得点を合計して採点しています。

東京オリンピックの体操(トランポリン)競技の日程

東京五輪のトランポリン競技の日程ですが、1日で予選と決勝を行います。

2020年7月31日(金) 午後1時から午後3時25分 女子の予選、決勝、表彰式
なお、競技会場(試合会場)は有明体操競技場です。

最後に

東京オリンピックの内定を勝ち取った森ひかる選手が大技「トリフィス」を決めてメダルを獲得できることを期待したいと思います。

→ 中村輪夢(なかむらりむ)選手はBMXの申し子で父親と二人三脚で技を磨いてきた!
→ 山西利和(やまにしとしかず)選手は競歩20キロで東京オリンピックの期待の新星!
→ 岡本碧優(おかもとみすぐ)選手のプロフィールは?スケートボードのパーク競技の東京オリンピック予選で連勝中!
→ 野口啓代(のぐちあきよ)選手はスポーツクライミングで東京オリンピックの有力メダル候補!
→ 落合知也(おちあいともや)選手は3人制バスケのパイオニア!東京オリンピックの3×3日本代表候補!

 

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