長野県の白馬村にある白馬八方スキー場の近くのご家族で経営されていた旅館と、新潟県の池の平温泉スキー場近くのご家族で経営されていた旅館とスキー場の近くで住み込みでリゾートバイトをしていたことがあり、スキー場近くの旅館やホテルでリゾートバイトをする時のメリットやデメリットを紹介したいと思います。
なお、長期でリゾートバイトをしたというよりも2泊3日などの短期間でのリゾートバイトを経験していました。
目次 Contents
スキー場近くの旅館(ホテル)でリゾートバイトをするメリット
実際にリゾートバイトをした中でメリットを感じた点は以下のとおりです。
・無料でスキーやスノーボードを楽しめる!
冬のスキー 場のリゾートバイトの魅力はなんといっても無料でスキーやスノーボードをゲレンデで楽しめることです。
スキー場近くの旅館(ホテル)にはリフト券があるため、そのリフト券を利用して無料でスキーやスノーボードが楽しめます。
ただ、この旅館(ホテル)のリフト券ですが、その旅館(ホテル)で保有しているリフト券のため数に制約がありました。
そのため、バイトの人数が多いとリフト券がバイトの人数よりも少なくなるため、全員でゲレンデで滑る場合は、足りない分のリフト券は購入する必要がありました。ただし、全員でスキーやスノーボードをするためにリフト券が足りないという状況が発生するため、お金をかけたくないのであればバイト仲間で滑る時間を決めて、順番にリフト券を利用するなどの方法もあります。
自分がお世話になった旅館での話しのため、全ての旅館やホテルがどうかまでは分かりませんが、場合によってはリフト券の数が足りない場合もあるかもしれません。
ただし、お金をかけずにスキーやスノーボードを楽しみたいと思うのであれば、冬のスキー場近くの旅館やホテルでのリゾートバイトは魅力的なアルバイトになります。
・効率よくお金を貯められる!
効率よくお金を貯められるという点ですが、お金を使う機会が少ないことで、普段の生活と比べるとあきらかに出費が少なくて済みます。
お財布から出ていくお金が少ないことから自然とお金を貯められるという点が魅力でもあります。
冬のリゾートバイトの場合ですが、旅館(ホテル)でアルバイトをするとなると住み込みで働くことになります。
住み込みで働くとなると食事は三食、住み込みをしている旅館(ホテル)で支給されます。
自分がお世話になった旅館ですがもちろん食事は支給され、ご家族の方々と一緒に三食、食べていました。
普段の生活を考えると一番、お金がかかるのが食費かと思います。外食をすればした分だけ出費がかさみますし、自分で作るにしても材料費がかかるかと思います。
一方、リゾートバイトの住み込みで働いた場合は、三食ともまかいとしてふるまわれるかと思いますので、食費がかかることはほとんどありません。(もちろん、お菓子を買うとなると話は別ですが。。)
このように食費として出費をする機会が著しく減ることもあり、お財布からお金が出ていかないために効率よくお金を貯めることができます。
また、遊ぶためにお金を使う機会も少ないです。リゾート地でのバイトとなるために、基本はバイトに時間を割いていることから遊ぶ時間もそこまでありません。
さらに、リゾート地ということで遊ぶ場所も限られる、場合によっては遊ぶ場所がないこともあり、遊ぶためにお金を使う機会もほとんどありません。
そのため、遊ぶためにお金を使う機会がなく、遊ぶことでの出費も抑えられることから効率よくお金を貯めることが可能になります。
特に冬のリゾートバイトなら、遊ぶ時間があればその時間はスキーやスノーボードをしにゲレンデに滑りに行くかと思います。滑るためのリフト券は旅館(ホテル)から借りることができるので無料で遊べます。
このようにバイトをしていない時間は限られており、バイト以外の自由時間はゲレンデで滑っているかと思うのでほとんど自分のお金を使うことがありません。
このようなサイクルで1日が過ぎていくので、スキーやスノーボードをしながらもお金を貯めることができてしまいます。
この点は、 わたしも実際に経験したことでもあるので、非常に良かったと思える点です。
・バイト同士の仲間意識が強くなる
1日のほとんどを同じ仲間で過ごすことになるので仲間意識が強くなるし、普段とは違う環境にいることで、また新しい人間関係ができたりすることもリゾートバイトの良いところです。
バイト中はもちろんのこと、1日の働きが終わった後の時間などでお酒を飲みながら色々な話ができるかと思います。
特にスキーやスノボーを趣味としている方が多いかと思うので、同じ趣味で話しが弾み自然と仲間意識が強くなるかと思います。そのため、新しい人間関係も作り易いと思います。
もちろん、一緒にバイトをして苦楽をともにすることで生まれる恋愛感情などもあるので、スキーやスノーボードをすることや、お金を貯めるだけでなく、 恋愛を楽しむことも目的とするのもありかと思います。
ただ、行ったら同性だけだったという可能性もなきにしもあらずです。
・バイト先のご家族とも仲良くなれる!
同じバイト仲間はもちろんのこと、バイト先のご家族とも仲良くなれます。
同じ釜の飯を食うではないですが、ご家族と食事をする機会もあるのでそこでいろいろと話しを聞くことができます。
私自身、自分から積極的に話しをするタイプではありませんでしたが、バイト先の旅館の方はバイトとしていろいろな方と接していることもあるため、話しを聞き出してくれたり、または、ご家族同士の会話を聞いているのも意外と楽しさがありました。
ちなみに、白馬の旅館の場合ですが、リゾートバイトをしていたのが大学生の頃ですが、社会人となって宿泊しにいった時に宿泊料を割引をしてもらったり、ちょつとしたお酒をサービスをしてもらえたりと良いことがありました。
また、新潟の旅館では、その当時、自分よりも年上のお姉さんと二人でお酒を飲んだり、ドライブに行ったりと仲良くしてもらったことなどもありました。
このようにバイト仲間だけでなく、バイト先のご家族とも人間関係を築けることができ、人間関係の幅を広げることもできます。
・デメリットは
短期でのリゾートバイトで1か月に1回、もしくは2回くらいでのペースで実施していたので特にデメリットは感じませんでした。
ただし、バイト仲間でどうしても気が合わない人もいるかと思うので、その人と同じ部屋でずっと一緒にいないといけないとなると居づらさがあり、その点がデメリットになるかと思います。
朝が早い仕事のため、朝起きるのが苦手という人にはハードルが高いかと思いますし、仕事の内容が肉体労働なので慣れるまでは体が辛いということもあります。その場合は、自由時間にはゲレンデで滑らずに寝て体力を回復することもできます。
このように体力勝負の部分もあるので、この点がデメリットであるとも言えます。
リゾートバイトの1日のスケジュールは?
実際に自分でもリゾートバイトを経験していたので、その時の1日のスケジュールを参考として記載しておきます。
朝は、朝食の準備があるために、午前五時半くらいには起床していました。
朝御飯の準備で、 急須にお茶ゃっぱを入れるところ朝食の準備を行い、食事を盛り付けるお皿を食器棚から取り出して料理の盛り付けを行い、盛り付けができたら配膳をするというのが朝食の準備です。
この準備が終わり、お客様が食事をとっている間は休憩。お客様の食事が終わって食器を片付けてから朝食を食べる場合もあれば、もしくは朝食をとっている間に朝ごはんを食べる場合もありました。
お客様が朝ごはんを食べ終わったら、食器を片づけて、調理場でお皿を洗い、食器棚への片付けを行いました。
片付けが終わったら 、今度は部屋や廊下などの掃除です。
チェックアウトする方の部屋を掃除して、廊下を掃除したりなど掃除機をかけまくっていました。部屋の掃除が終わるとだいたいお昼の時間になるので、お昼ご飯を食べてそのあとは自由時間でした。
この時間で滑りに行き、 午後3時くらいに戻ってきて、午後4時くらいから夕飯の準備をしていました。
お客様が夕食を食べている間に部屋の布団を敷きに行きました。
和室の部屋の場合は、布団を敷き、シーツをセットして掛け布団を用意するという流れで準備をしていました。
布団の準備を早く終わらせるコツはシーツの準備をいかに早く終わらせるのかという点に気がついたのもこの時でした。
キレイにアイロンがかけられているシーツは広げるのに時間がかかるので、それをどうやって短縮させるかを試行錯誤しながら取り組んでいました。
こんな感じで布団の準備を終わらせて、お客様が夕ごはんを食べ終わるのを待っていました。
お客様の夕飯が終わってから 、自分たちも夕飯をとるような感じで、そのあとに食器の片付けをして1日のアルバイトが終わりという感じでした。
印象深かったお客様
新潟県の旅館では、自衛隊の方々がスキー訓練で泊まっていました。
自衛隊の方々の宿泊人数は多かったのですが、食事を残さないこと、食べた食器をかさねていただけることなどもあり、 普段以上に食事の片付けがスムーズだった思い出があります。
最初は人数も多い上に、食べる量も多いので食事の準備や片付けが大変だと思っていましたが、このようなアシストがあったので、良い意味で期待を裏切られたという思いが強く、印象深いお客様として今でも思い出します。
宿泊した部屋の感じは?
白馬の旅館は六畳くらいの部屋で普段はあまりお客様を泊めないような部屋でした。
だからと言って汚いということはなく、お客様が宿泊する部屋と広さが違うだけで、一般的な和室の部屋でした。
当時はスマホがまだない時代でようやく携帯が普及しだしたくらいの時期であったので、今のようにWi-Fiもまだない時代でした。
今だとWi-Fiが利用できるのか?という点なども気になるのかと思います。
一方、池の平 温泉スキー場の近くのペンションは屋根裏部屋のような感じの部屋でした。
記憶が定かではないのですが、こちらも狭いや居づらいということはなく、居心地の良かった部屋でした。
長く滞在するとなると部屋も気になるかと思いますが、住めば都ということもあるので過度な期待を持たないようにするのが良いかと思います。
リゾートバイトの探し方
リゾートバイトの探し方ですが友人の紹介でした。
友人がすでにバイトをしており、人手が足りないということで誘われたこともあり、 無料(タダ)でスキーができるという言葉に誘われてリゾートバイトをしてみました。
また、大学のアルバイト募集という掲示板にスキー場近くのペンションという募集の広告がありました。
どんな冬場のスキー場近くの旅館やペンション でのリゾートバイトがどんな感じかは分かっていたこともあり、場所によってどんな違いがあるのか?
どんなペンションなのか?ということに興味をもったので募集広告に書かれていた電話番号に連絡をしてみました。
電話をかけるといつ予定があうのかを聞かれ、そのままこの日に来てくださいと言われたような気がします。
実際に行ってみると同じ大学の先輩がいらっしゃったこともあり、旅館の方も同じ大学からアルバイトを受け入れていたことがあるので、あれだけすんなり決まったのかなとも思いました。
なお、大学が雪国にあったこともあり、ちょこちょことこのような募集はありました。
ただ、現在はこのような募集広告も珍しくなっているのではないかと思います。
リゾートバイトの募集用サイト(アルファリゾートなどのリゾートバイトの求人サイト)があり、そこを利用することが多いかと思います。
ただし、急な人手不足でバイトが必要となった場合や募集サイトを利用していない旅館などもあるかと思いますし、友人からの誘いというのも現在でもあるかと思っています。
最後に
個人的に、スキーやスノーボードができる冬のリゾートバイトはオススメです。
スキーやスノーボードが無料でできるため、とにかく滑りたい、滑り込んで上達したいということであればかなり良い環境に身を置けるかと思います。
また、スキー・スノーボードができる上に、お金を貯められる、さらには同じ体験をすることで新しい人間関係を作ることができますし、スキーやスノボーと共通の趣味を持っているので自然と仲良くなれるという魅力もあります。
仕事内容は体力勝負な部分はありますが、見返りが大きいバイトでもあるので、興味があればスキー場近くでの旅館やホテルでのリゾートバイトにもチャレンジしてみてください。
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