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ステップワゴンでおとなの自動車保険などの通販型を比較して分かった各社の特徴!

ステップワゴンでおとなの自動車保険などの通販型を比較して分かった各社の特徴!

テレビCMでもお馴染みの「おとなの自動車保険」に加入することにしました。

加入するまでの流れ、他の通販型の保険との保険料の比較や、保険料を節約するためのコツ、最後に新しいタイプの自動車保険=テレマティクス保険について紹介しています。

目次 Contents

おとなの自動車保険、加入までの流れ

まずは「おとなの自動車保険」のサイトにアクセスします。

ちなみに、「おとなの自動車保険」はセゾン自動車火災保険が提供している自動車保険です。

サイトのURL ⇒ http://www.ins-saison.co.jp/otona/

サイトにアクセスしたら、「お見積もりはこちら」ボタンから保険料の試算を行います。

あとは、画面の指示に従いながら保険料を計算していきます。

おとなの自動車保険見積もり

他の通販型保険を比較

今回、加入したのは「おとなの自動車保険」ですが、以下のように「SBI損保」「ソニー損保」と保険料を比較したので、その見積もりの結果を記載しています。

保険料の比較

試算をするにあたっての各種条件は以下の通りです。





等級:20等級
免許証の色:ゴールド
運転者の限定:本人・配偶者
年齢条件:26歳以上(おとなの自動車保険は年齢条件なし)
車(型式):ステップワゴン(RG1)
料率クラス: 対人:4 対物:4 傷害:5 車両:4(ソニー損保は試算画面に表示なし)
使用目的:日常・レジャー
対人賠償:無制限
対物賠償:無制限
特約:対物全損時修理差額費用特約(ソニー損保は対物賠償に含まれる)
人身傷害:3000万円
搭乗者傷害:1000万円
車両保険:車対車(おとなの自動車保険)、サイトで試算できず(SBI損保)、エコノミー型(ソニー損保)
自己負担額: 1回目:5万円、2回目:10万円(SBI損保はサイトで試算できず)
車両保険金額:85万円(SBI損保はサイトで試算できず)
特約:弁護士費用
払込方法:一括払い
年間走行距離:5,000km超~10,000km以下(おとなの自動車保険・SBI損保)、9,000km以下(ソニー損保)
保険料: おとなの自動車保険:26,560円・SBI損保:20,880円、ソニー損保:30,930円
上記のような見積の結果となりました。(「おとなの自動車保険」が現在加入している内容です)

実際に見積もりをしてみましたが、各社の違いや特徴などが分かりました。

おとなの自動車保険

おとなの自動車保険は、セゾン自動車火災保険の自動車保険ですが、試算した2社と比べると、年齢条件がありませんでした。

CMなどでも放送されているように特に40代・50代の保険料に力を入れていることもあるかと思うので、その点で年齢条件という項目を作らずにいるのではないかと思います。

また、SBI損保、ソニー損保と比べると、車両保険については、どんな事故(他車との衝突、盗難、火災や地震など)の場合に補償をされるのか?を細かく設定できました。

他の2社については、おとなの自動車保険のように補償の範囲を細かく設定することができませんでした。(SBI損保については、自分の乗っている車が古いため車両保険は計算できませんでした。)

SBI損保

SBI損保については、保険料が3社の中で一番低かったです。

ただ、車両保険が計算できなかったこともあるので一番低かったのかと思います。

保険料は節約できますが、事故時の対応が弱いという口コミなどもSNSで目にすることがありました。

ソニー損保

ソニー損保は、3社の中では一番保険料が高かった。

ただ、補償の内容を見ると、もともとの補償内容が他の2社よりも幅広く設定されているためその分、保険料が高くなっているのかと思います。

比べてみて

自動車保険といっても保険会社ごとに特徴があるため、見積もりをしてみないと補償内容の違いや保険料の違いが分からないと思います。

そこで、複数の保険会社に対して、補償内容や保険料の計算を依頼するサービスがあります。

今回紹介した「おとなの自動車保険」「SBI損保」「ソニー損保」も計算できるので、参考にしてみてください。

なお、楽天でも自動車保険の保険料の計算ができるサービスがあり、楽天ポイントももらえるので計算だけしてみてもよいのではないでしょうか。

保険料を節約するためのコツ

やはり、保険料は節約したい!と思われるかと思います。

そこで、節約するためのコツと保険料が計算される仕組みをざっくりと説明します。

保険料を計算する仕組みは、大きく分けると3つあります。

・自分の等級
・乗っている車
・補償内容

※説明については、分かりやすさを優先しているので正確ではない場合もあります。

自分の等級

注意、あくまでもイメージを持ってもらうことを主眼においていることもあり、正確ではない部分も含まれております。詳細は、サイトで確認するようにしてください。

自動車保険には等級という考え方があります。

初めて自動車保険に加入する場合は6等級という等級からスタートします。

自動車保険に加入して一年間、事故がないと次の一年間の契約は、1等級アップして7等級となります。

また、次の一年間、事故がないと1等級アップして、翌々年は8等級となります。

等級がアップすれば、その分割引率も大きくなるため、保険料を安く抑えることができます。

ただし、等級は事故を起こさない場合にアップします。そのため、自分で設定できるわけではありません。

なお、契約時に前年に加入していた保険会社やその時の証券番号などを入力するようになっていますが、これは前年の等級がどうであったかを保険会社が確認する意味でも入力を求められています。

乗っている車

次に乗っている車についても、保険料を決める要因になっている部分について説明します。

自分が乗っている車には、あらかじめ料率クラスというものが設定されています。(ここでの説明は、乗用車の話が中心で軽自動車には料率クラスは設定されていないので注意してください。)

料率クラスには「対人・対物・人傷・車両」の4つがあります。

なお、料率クラスは1~9(おそらく)までの数字で設定されており、この数字が大きいほど保険料が高くなります。

また、この料率クラスは、車ごとに異なっています。

例えば、ホンダのステップワゴンとフィットでは料率クラスは異なります。

この料率クラスですが、事故と関連があります。つまり、事故が多い車の料率クラスは高く設定され、事故の少ない車の料率クラスは低く設定されます。

そのため、スポーツカーなどのスピードがでる車などは、スピードがでること、それにより事故が発生する確率が高くなることもあるので、その分、料率クラスも高く設定されます。(特に「車両」の部分)

このように、車の車種ごとに料率クラスが決められています。

なお、実際には「初度登録年月」「型式」などを加味して、料率クラスが決められています。そのため、保険料を試算するときは、これらの項目が必要となります。

ちなみに、この料率クラスは、保険会社ごとに設定されていることもあり、保険会社ごとに異なっています。

補償内容

最後に、補償内容についてです。

これまで説明した、等級や料率クラスは、自由に設定できるものではありませんでしたが、補償内容については自分の意向を反映させた形で決めることができます。

抑えておきたいポイントとして、年齢条件、運転する人の範囲と、補償範囲です。

年齢条件

年齢条件は、何歳以上の人が運転するのか?をあらかじめ決めておき、その年齢以外の方が運転をしていて事故が起こった場合は、補償しませんという内容です。

具体的には、「26歳以上」「30歳以上」「35歳以上」などと設定ができ、その年齢以上の方が運転していて事故が発生した時は、保険が適用されません。

なお、この年齢条件も保険会社ごとに微妙に異なります。

年齢条件を高く設定して、より補償の範囲を限定することで保険料を節約することができます。

もちろん、年齢条件を高く設定すれば、するほど保険料を低く抑えることができます。

運転する人の範囲

次に運転する人の範囲ですが、家族限定特約と言われるものです。

考え方は「年齢条件」と同じで、車を運転する方が家族だけなのか?夫婦だけなのか?それとも、指定がないのか?と設定ができます。

なお、保険料については、「夫婦<家族<指定なし」の順番で高くなります。

補償範囲が広ければ広いほど、保険料は高くなります。

普段は夫婦だけだが、夏休みや冬休みで帰省中は子どもも運転する場合

この場合は、その期間だけ補償内容を変更することができます。

保険契約の途中でも、補償内容の変更は可能なため、補償内容を広げる場合であっても、補償内容を限定する場合であっても、変更は可能です。その変更手続きを行うことで、補償内容を変更できます。

補償内容について

代表的な項目として、「対人賠償」「対物賠償」「人身傷害」「車両保険」などがありますが、これらの中で保険料に大きく関わってくるのが「車両保険」です。

車両保険を申し込むか、どうかによって保険料が変わってきます。

ただし、申し込みをしないと事故などが起きた場合で、車の修理が必要になったときに全額、自費での修理となります。

もちろん、申し込みをしていれば、保険から修理費をまかなうことができます。

そのため、車両保険に加入する場合もあるかと思いますが、保険会社ごとに補償の範囲の呼び方が異なるので分かりづらいかと思います。

補償範囲の呼び方としては、「エコノミー型」や「一般型(オールリスク)」や「車対車」などがあります。

ちなみにこれらの補償範囲と保険料の関係は以下の通りです。

・エコノミー型<一般型
・車対車<車対車+A<一般型となります。

上記のように、エコノミー型と呼んだり、車対車+Aなどと呼び方が異なりますが、イメージとしては、エコノミー型=車対車+Aと認識していただければと思います。

具体的な補償内容

車両保険で補償となる内容は、「他の車との衝突」「盗難事故」「火災や台風など」「単独事故」「当て逃げ」などになります。

エコノミー型や車対車+Aの場合に補償される内容は「他の車との衝突」「盗難事故」「火災や台風など」です。ただ、詳細な契約内容は必ず保険会社に確認するようにしてください。

このように、名称は異なりますが補償の対象となる内容はおおむね一致するかと思いますので、参考にしてください。

テレマティクス保険

最近、新しいタイプの自動車保険として注目を集めているのが、テレマティクス保険です。

個別の運転情報をもとに保険料を決めるのが特徴で、自動車に設置した端末機から運転日時や運転距離、運転場所、運転速度、アクセルブレーキなどの情報を各保険会社が取得し、当該保険会社が運転者毎の事故リスクの分析結果から保険料率を算定する仕組みとなっています。

引用元:http://www.ifinance.ne.jp/learn/carins/cibasic09.html

上記のように、運転情報をもとに保険料を算出する仕組みとなっていますが、大きく分けると2種類の保険があります。

テレマティクス保険の種類

その2種類は以下のとおりです。

種類 内容
走行距離連動型
(PAYD:Pay As You Drive)
走った距離に応じて保険料が算出される仕組み
運転行動連動型
(PHYD:Pay How You Drive)
運転者の運転特性(速度・加減速・ハンドル操作等)によって、保険料が算出される仕組み

このように2つの種類があり、2018年1月時点では走行距離連動型の仕組みを用いている保険会社が多いと感じます。

ただ、運転行動連動型を導入している、または、導入の目途がたっている保険会社もあるようです。

2018年1月時点で調べた結果、運転行動連動型を利用している保険会社:ソニー損保、損保ジャパン日本興亜は2018年1月1日以降の契約について、無料カーナビアプリの「ポータブルスマイリングロード」で実施した「安全運転割引」の結果を利用して保険料の割引を実施するとのことです。

これ以外の保険会社については、あいおいニッセイ同和損保がトヨタ自動車のコネクティッドカーの一部から収集した情報を元に保険料を割り引く保険を導入するようです。ただし、レクサス車など一部の車種に限られているようです。

テレマティクス保険(ソニー損保)

ソニー損保では、ドライブカウンタという機器を提供しており、そのカウンタでその人の運転特製を計測して、スコアを算出します。

なお、このドライブカウンタを無料で貸し出しを行っているとのことでした。

⇒ http://www.sonysonpo.co.jp/auto/cashback/acsb006.html

算出されたスコアをもとにして割引率を決定しているとのことです。

テレマティクス保険(損保ジャパン日本興亜)

また、損保ジャパン日本興亜でも運転行動連動型の自動車保険を2017年中に発売する予定とのことです。

⇒ http://www.sjnk.co.jp/~/media/SJNK/files/news/2016/20170327_1.pdf

スマートフォンのアプリ(ポータブルスマイリングロード)が、2017年8月にバージョンアップされ、そのバージョンアップされたアプリで一定期間、運転診断を行うようです。その運転診断の結果をもとにスコアを算出し、そのスコアによって割引率が決定されます。





このように決定された割引率は、損保ジャパン日本興亜の自動車保険を契約する場合に適用されるようです。

テレマティクス保険の注意点

なお、注意点としては、前契約がない新規の契約が対象となる点です。

この点は、ソニー損保とも同じです。

新規契約という点がネックになり、すでに前契約がある方は、保険料が高くなることが想定されるので、今後、新しく自動車保険に加入する人、2台目の車を所有する人が対象ということもあり、まだまだ広がりは少ないのではないかと思います。

ただ、新しい保険、IT技術を活用した新しい取り組み、商品ということもあるので、今後の発展に期待したいと思います。

 

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