「マイストロー」の利用が注目を集めていますが、どんなマイストローがあるのか?
そもそも、なぜ「マイストロー」の利用が注目を集めているのか?
が気になったので、調べてみました。
目次 Contents
どんな素材の「マイストロー」があるのか?
プラスチック製のストローに変わり、紙製のストロー(ペーパーストロー)やアルミ製のストロー、ステンレス製のストローなどがあります。
紙製のストロー(ペーパーストロー)
紙製のストローも種類はあるものの、プラスチックストローと比べると耐久性に劣るとのことです。つまり、飲んでいるとふやけてしまうということです。
また、コストも紙の方が高くなります。
アルミ製のストロー
アルミ製のストローの特徴は熱伝導が良いという点です。
そのため、夏の暑い時期などはアルミ製のストローを利用することで冷たい飲み物をより冷たく感じながら飲むことができます。
(逆にいうと、熱いものに対してはやけどの恐れがあります)
このアルミ製のストローですが「アルミクールストロー」という商品がありました。
有限会社アイデアセキカワという新潟県燕市の会社が販売しているメイドインジャパンの商品です。
ステンレス製のストロー
何度でも洗って半永久的に使えるストローで、洗浄用のブラシも付属して販売されているストローもあります。
商品の種類も豊富でいろいろと選択肢があります。
また、折り畳み式で持ち運びに便利なストローもありました。
プラスチックごみによる海洋汚染の問題
このようにマイストローの利用が広がりを見せていますが、なぜマイストローの利用が言われているかというとプラスチックによる海の汚染が拡大しているからです。
この海洋汚染を防ぐために、取り組みやすいことから始めようということでプラスチックストローの利用を止めようとする活動が広がりを見せています。
プラスチックの海洋汚染については、国際連合広報センターのサイトに分かりやすくまとめられています。
・年間800万トンのプラスチックが海に流れ込み、生き物・漁業・観光に損害を与えている。
・プラスチックが毎年、海洋生態系に与える経済的損失は80億ドル
・魚がプラスティックを食べ、私たちがその魚を食べる
・プラスチックの利用を減らそう、どうしても使うならリサイクルしよう引用元:やめよう、プラスチック汚染(国際連合広報センター)
このようにまとめられていましたが、3つ目の「魚がプラスティックを食べる」という部分で、どうして魚がプラスティックを食べてしまうのか?という点で疑問があったので、さらに調べてみると「マイクロプラスチック」というキーワードがありました。
マイクロプラスチックとは
マイクロプラスチックとは、国連の海洋汚染の専門家会議の定義では「大きさが5mm以下のプラスチック」のことと定義されています。
ただし、wikipediaで調べると以下のような記載もありました。
一部の海洋研修者は1mmよりも小さい顕微鏡サイズのすべてのプラスチック粒子
引用元:マイクロプラスチック(Wikipedia)
このマイクロプラスチックができる仕組みは以下の通りです。
砂浜に落ちているプラスチックですが、太陽の光に長い間当たっていると壊れるかと思います。
(自宅で使っているプラスチック製の洗濯ばさみをイメージするとわかりやすいかと思います)
太陽の光にあたって壊れやすくなる、砂にもまれて小さく砕けて、波にかぶって沖に運ばれていくことで回収することができなくなってしまうというわけだそうです。
このマイクロプラスチックを魚が食べてしまう場合や、プランクトンがこのマイクロプラスチックを取り込んで取り込んだプランクトンを魚が食べる場合もあるそうです。
このマイクロプラスチックを食べた魚をさらに人間が食べることも想像できるかと思います。
なお、プラスチックには海水中の汚染物質を吸着するため、汚染物質を吸着させているマイクロプラスチックを魚が食べて、その魚を人間が食べることもありうるかと思います。(あくまでも可能性の話しですが)
上記の内容については、「ナショナルジオグラフィック日本版の研究室に行ってみた」の内容を参照しています。
なお、マイクロプラスチックの影響について、現時点では詳細はわかっていないとのことです。
プラスチックストローの利用をやめたお店はあるのか?
アメリカなどの海外の店舗ではプラスチックストローの利用を止めようという取り組みが発表されています。
スターバックスは2020年までに全世界の店舗でプラスチック製のストローを廃止して紙のストローを利用すると発表した。
また、マクドナルドも紙のストロー の利用に切り替えるとのこと。
さらに、アメリカの西海岸にあるシアトルでは、レストランやカフェ、さらに食品サービス業での使い捨てプラスチックストローが、2018年7月1日から禁止になっているそうです。
このようにプラスチックストローの利用をやめた店舗はありますが、プラスチックを利用して新しい商品を作った企業もあります。
それは、アディダスです。プラスチックによる海洋汚染に関して、アディダスは新しい靴を開発した。
海洋汚染に取り組むNGOのParleyfortheOceans(パーレイ・フォー・ジ・オーシャン)とパートナーシップ契約を結んでおり、このNGOが海洋ごみとして回収したプラスチックゴミを原料として製品を開発したとのことです。
開発したシューズは「ウルトラブースト パーレイ」と呼ばれるシューズ。
一足につき約11本分のプラスチックボトルの海への流入を防ぐ計算になるとのことです。
最後に
プラスチックストローの利用を止めようという世の中の流れの背景にあるのは、プラスチックによる海洋汚染の問題でした。
この環境問題を解決するための一つの手段としてマイストローの使用があり、そのために、紙製やアルミ製、ステンレス製のストローなど商品が拡大していました。
マイストローの利用だけではありませんが、プラスチックの利用を減らすためにスーパーのレジ袋を利用しないということもひとつの対策になるかと思います。
なるべくプラスチックを利用しないために身近な所から取り組んでいくことが櫃なのではないかと思いました。
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