LINE(ライン)の新しい機能、LINEスコア(ラインスコア)とは何か?どのように計算されるのか?が気になったので早速、LINEScore(ラインスコア、らいんすこあ)を算出してみました。
このLINEスコア(ラインスコア)ですが計算されるまでには15個の質問が用意されており、その質問に答えることで最終的なLINEスコア(ラインスコア)が計算されました。
なお、LINEスコア(ラインスコア)を算出するための質問の前には「135」というLINEスコア(ラインスコア)らしき値が表示されており、質問に答えることでこのLINEスコア(ラインスコア)がアップするとのことでした。
目次 Contents
LINEスコア(ラインスコア)とは?
まずラインスコアとは何か?という点ですがLINEスコア(ラインスコア)のページには以下のように記載されていました。
普段のLINEの利用状況やあなたのライフスタイル等をもとにAIが数値化するサービスです。数値化したスコアをもとに嬉しいキャンペーンや特典を提供します。
このように、普段のLINE(ライン)の利用状況などが元になっているようですが、ラインにはメッセージをやりとりするサービスだけでなくLINEPay(ラインペイ)などの決済サービスやスマート投資などのサービスもなり、これらのサービスなども含めての利用状況からラインスコア(らいんすこあ)が算出されるかと思います。
また、数値化したスコアからキャンペーンや特典なども提供されるとのことですが、2019年6月27日時点ではラインスコアが開始されたこともありスコアを診断することで「憧れのバーキンとケリーが3か月無料」や株式会社DeNA SOMPO Mobilityが運営しているカーシェアリングサービス「Anyca」の割引クーポン5000円分が先着10万名に付与されるなどのキャンペーンが実施されています。
ラインスコア(LINEすこあ)を算出するには?
このラインスコアを算出する場合ですが画面にある「スコアを診断する」というボタンを押すことで算出されます。
なお、ラインスコアですが、ラインウォレット画面に「スコア」というアイコンがあるので、そのアイコンをタップして画面を表示させます。
「スコアを診断する」ボタンを押すと、すぐに算出された結果が表示されますが、そこからさらに15個のアンケートに答えることでスコアをアップさせることができるとのことでした。
15個の質問は?
実際にアンケートを実施してみましたが以下のような質問、アンケート内容でした。
1つ目:生年月日を教えてください
2つ目:性別を教えてください
3つ目:ご結婚はされていますか?
4つ目:お子様はいらっしゃいますか?(扶養している方のみ)
5つ目:お住まいの住居タイプについて教えてください
6つ目:お住いの住居の所有状況について教えてください
7つ目:現在の住居にはいつから入居されていますか?
8つ目:同居されているご家族の人数を教えてください(ご本は除く)
9つ目:現在の勤務形態を教えてください
10個目:現在のお勤めの職種を教えてください
11個目:現在のお勤めの業種を教えてください
12個目:現在の会社にはいつからお勤めですか?
13個目:現在お勤めの企業規模に最も近いものを選択してください
14個目:昨年のおおよその年収について教えてください
15個目:保険証種別について教えてください
このような質問がありました。クレジットカードなどを作る場合に聞かれるような項目という印象です。
このラインスコア(らいんすこあ)を元にして返済能力などを見極めて、どのくらいの金額であれば貸付が可能かの判断をしているようです。
なお、LINE Pocket Money(ラインポケットマネー)という個人向けの無担保ローンサービスも2019年の夏頃からリリースされるようです。
ラインスコア(LINEScore)のサイトには以下のように記載されています。
貸付利率やご利用可能額は「LINE Score」で算出されたスコアをもとにユーザー一人ひとりに適した貸付利率(年率)とご利用可能額が決定されます。
このように計算されたラインスコア(らいんすこあ)を元にして、お金を借りるサービスも利用できるとのことです。
ラインスコアをアップさせるには?
ラインスコアですが、ラインペイの利用やライン家計簿などを利用することでアップさせることができます。
自分はラインペイを利用していませんが、ラインペイ(LINEPay)でかんたん本人確認を完了することで次週にラインスコアが20点追加されるとのことです。
また、ライン家計簿(らいんかけいぼ、LINE家計簿)を1週間に1回以上入力することでラインスコアが20点追加されるとのことです。
日々のお金の流れが分かることもあり、ライン家計簿やラインペイを利用することでラインスコアがアップするようになっているかと思います。
ラインペイのマイカラーもアップグレード
ラインスコアですが、一定のスコア以上の場合、ラインペイ(LINEPay)のマイカラーがランクアップするとのことです。
らいんすこあ(LINEScore)が626~725の場合、マイカラーのランク:ブルーが適用され、らいんすこあ(LINEScore)が726以上の場合、マイカラーのランク:グリーンが適用されます。
このようにラインスコアを算出しておくことで、LINEPay(ラインペイ)でのマイカラーがランクアップさせることもできます。
らいんすこあは信用スコア
LINEScore(らいんすこあ)は最近耳にする「信用スコア」と呼ばれる指標になります。
つまり、信用という抽象的な概念を数値化したものが信用スコアです。
アメリカや中国では既に活用されており、調べた限りですと、賃貸契約をする際に信用スコアが高いと前金を必要しないというような状況もあるようです。
アメリカや中国の事例などからラインスコアの利用のことを考えると、スコアに応じた特典が得られるのと同時に、ラインとしてはより詳細なデータを取得するため、ラインペイの利用状況や日々のお金の流れを把握できるようにライン家計簿のデータを取得するために、この2つのサービスを利用することで、ラインスコアをアップさせているのではないかと思います。
利用者としてはこのような情報を提供するかわりに、スコアが高いとお金を借りる際の金利が優遇されたりと、お金を借りる際に設定されていた利率が、より個人の状況を反映した形で設定されることになるかと思います。
家計簿のことを考えると、収入がいくらで支出がいくらで、月末の残高がいくらでいう情報を管理するためのものかと思います。
そのため、月末の残高が増えているのであれば、きっちりとお金の管理できているということになり、それによって信用スコアもアップされるかと思います。
ここからは個人的な推測ですが、収入が多いからよいというわけではなく、管理ができているのか?という点が判断する際のポイントになってくるかなと思います。
つまり、管理ができていることでそれが信用につながり、信用スコアもアップしていくことになるかと思います。
このように考えると信用スコアは変動するものだと感じました。
自分の日々のお金の管理の仕方や、どのようにお金を管理しているのか?その取り組み方によって、スコアが上がる場合もあれば、下がる場合もあるかと思います。
そのため、ラインスコアも毎月、スコアの反映があるのかなと思いました。
Jスコア(ジェイスコア)という信用スコアもある
信用スコアですが、LINEScore(ラインスコア)以外にも
ニックネーム
生年月日
性別
最終学歴
勤務形態
仕事の業種
職種
勤めている企業の規模
いつ頃の入社か
昨年のおおよその年収
結婚をしているか?
子供はいるか?
同居している家族はいるか?
同居している家族の人数
自宅の郵便番号の最初の3桁
住居タイプ(持ち家か賃貸など)
何年ほどその家に住んでいるか?
借り入れについて(住宅ローン、教育ローン、自動車ローン以外の借り入れがあるか?)
以上を入力してスコアが算出されます。
ここまでの入力でスコアが算出されますが、より詳細な情報を入力することでより詳細な
ジェイスコアが算出されるとのことでした。
入力に必要な項目ですが「生活」「情報連携」「性格」「ウォレット」「ファイナンス」と5つの項目が用意されており
各項目ごとに詳細な入力内容が用意されていました。
・生活
→モノについて、自動車・バイクについて、インターネットについて、普段の生活について、人生経験について
・情報連携
→ヤフージャパン連携、ソフトバンク連携・ワイモバイル連携、みずほ銀行連携
・性格
→シュミや嗜好について、性格について
・ウォレット
→収入について、毎月の支出について、毎月のローンについて
・ファイナンス
→お金についての考え方について、資産について、クレジットカードについて
これらの内容を入力することでスコアがアップするようでした。ただ、下がる場合があるのかまでは分かりませんでした。
このようにジェイスコアが算出され、算出されたスコアによってお金を借りる場合の利率が
決定されるとのことでした。
また、お金を借りるだけでなく、特典としてJTBの特別コーディネートオリジナルツアーや一休.comダイヤモンド会員特典などが利用できる
とのことでした。(これは一部の特典でこれ以外にも特典がありました)
お金を借りれることや特典があることは、ラインスコアもジェイスコアも同じでした。
最後に
ラインスコアは「スコアを診断する」ボタンを押すことで簡単に算出されました。
そこからさらに15問のアンケートに答えることでラインスコアが変動します。おそらくスコアがアップすることの方が高いかと思います。
アンケート内容もクレジットカードを作る場合に聞かれるような内容でした。
今後、ラインの「ラインポケットマネー」というサービスを利用することでお金を借りることができるようになるようですが、もちろんお金を借りるわけなので利率が設定されています。
利率が設定されているので、その利率がどのくらいなのかを理解したうえで利用しないといけないなと感じました。
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