成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)で書いていただける御朱印(ごしゅいん)ですが、全部で6種類です。
・不動明王(ふどうみょうおう)
・釈迦如来(しゃかにょらい)
・大日如来(だいにちにょらい)
・吒枳尼天尊(だきにてんそん)
・不動明王種子(梵字)(ふどうみょうおうしゅし ぼんじ)
・薬師如来(やくしにょらい)
これらの御朱印が、別々のお堂などで書いていただけます。書いていただける場所は以下の通りです。
不動明王 → 大本堂または各御護摩受付所
釈迦如来 → 釈迦堂
大日如来 → 光明堂
天尊 → 出世開運稲荷
不動明王種子 → 平和大塔
薬師如来 → 醫王殿
このようにそれぞれのお堂で御朱印を書いていただけるのですが、これらのお堂が成田山新勝寺のどこにあるのか?が、気になるかと思います。
ちなみに成田山新勝寺はかなり広く、成田山の境内は約20万平方メートルほどの広さになり、東京ドームの約4倍くらいの広さがあります。
そこで、これらのお堂がどこにあるのか?さらに、効率よく御朱印を貰えるためのルートを紹介したいと思います。
目次 Contents
御朱印を書いていただける場所と効率よく集めるためのルートは?
まずは、成田山新勝寺で御朱印を書いていただける場所ですが、大本堂のお守りをなどを販売している場所で「成田山御朱印MAP」というチラシがあり、このチラシには御朱印をいただけるお堂の場所と、御朱印が書かれていました。
御朱印を書いていただける場所ですが、基本的には大本堂から奥のお堂が多いです。
なお、成田山新勝寺のサイトには「成田山新勝寺御朱印コース」ということで、御堂(おどう)の回り方のルートが掲載しておりました。
順番としては以下のとおりです。
大本堂(だいほんどう)→出世稲荷(しゅっせいなり)→釈迦堂(しゃかどう)→光明堂(こうみょうどう)→平和大塔(へいわのだいとう)→醫王殿(いおうでん)
大本堂から醫王殿までの時間としては20分と記載されていましたが、御堂から御堂までの距離を考えると20分から30分くらいかと思いますが、実際には御朱印を書いていただくために並ぶ時間があったため、この時間ももっと時間はかかるかと思います。
松葉杖を使って歩いて、全て回り終わるまでに1時間20分くらいかかりました。
御朱印を書いていただくために並ぶ時間によって時間は前後するかと思いますが、全て回るための時間としては、並ぶ時間も含めて約1時間くらいを想定しておくのが良いのではないかと思います。
ちなみに、出世稲荷(しゅっせいなり)ですが、ここは階段を登って行く必要があります。
このような階段を登る必要がありましたが、娘は脚にギブスをしており松葉づえを使って登りました。
あらかじめ御朱印帳(ごしゅいんちょう)を購入したときに、出世稲荷は階段を登る必要があるので大変かもしれないねと言われましたが、すいすいと登っていきました。
ただ、帰りはさすがに疲れたようでおんぶをして下りました。
御朱印には何が書かれているのか?
成田山新勝寺の御朱印ですが、どんな内容が書かれているのか?が気になったので実物を紹介したいと思います。
大本堂の御朱印
大本堂で書いていただいた御朱印です。
右上に「奉拝(ほうはい)」と書かれています。(「奉拝」とは「つつしんで拝します」という意味です)
その下には「下総国」と書かれています。
真ん中部分には御朱印を書いていただいたお堂の御本尊が書かれています。大本堂の場合は、「不動明王」と書かれています。
左上に参拝した日にちが書かれており、その下にはお堂が記載されていました。
釈迦堂、光明堂の御朱印
左側が「光明堂」、右側が「釈迦堂」で書いていただける御朱印です。
ちなみに、成田山新勝寺の「釈迦堂」ですが、厄除けの参拝もできます。
厄除けの参拝をする場合ですが、初穂料(はつほりょう)は7000円もしくは12000円です。
受付時間は、午前8時から午後3時30分までです。祈祷については30分ごとに実施しており予約の必要はありません。
なお厄年は数え年(満年齢に1歳を加えます)で、男性が25歳、42歳、61歳、女性が19歳、33歳、61歳です。
以前、厄除けの参拝をしてもらった時のことですが、当時は1月の朝7時くらいに参拝したこともあり、かなり寒かったことを覚えています。靴下でお堂に上がったのですが、靴下を履いていても寒さで足の指先が痛かった記憶があります。
ただ、現在では受付時間が午前8時からになっていました。
また、光明堂ですが、昔はこの光明堂が本堂だったそうです。
釈迦堂ができたことで、釈迦堂が本堂となり、その後、現在の大本堂が建立された時に光明堂は現在の場所に移されました。
醫王殿、平和大塔の御朱印
左側が「平和大塔」、右側が「醫王殿」の御朱印です。
御朱印を書いていただけるお堂は以下のとおりです。
手前の新しい御堂が「醫王殿」で、奥の御堂が「平和大塔」です。
「醫王殿」ですが、2017年に建立されたためにきれいな御堂でした。
なお、御朱印ですが初穂料(はつほりょう)として300円がかかります。
御朱印帳の準備
御朱印を貰うには御朱印帳が必要です。
ここで御朱印帳が必要と書きましたが、御朱印帳を持っていても参拝したときに御朱印帳を忘れてしまったという場合もあるかと思います。
このような場合ですが、御朱印を書いてもらえないのかというとそうではありません。
書き置きといってあらかじめ御朱印が書いてある紙を貰うこともできます。
そのため、御朱印帳がなくても御朱印はもらえます。
ただ、御朱印帳があると参拝したお寺や神社の御朱印をまとめておくことができ、改めて集まった御朱印を見直すこともできます。
また、そのお寺や神社のオリジナル御朱印帳もあり、いろいろなデザインがあるので気に入ったものを購入するということもできます。
ちなみに、御朱印帳ですがやはり初めて御朱印を書いてもらう場所で購入するのが良いのではないかと思います。
自分も成田山新勝寺で初めて御朱印を書いていただいたので、成田山新勝寺のオリジナル御朱印帳を購入しました。
成田山で販売されているオリジナルの御朱印帳ですが、大本堂のお守りを販売している場所もしくは、各御護摩受付所で購入することができます。
色は、えんじ、ピンク、濃い青の3種類です。
成田山新勝寺の御朱印帳の大きさは縦18cm、横12cmで、価格(料金)は2000円です。
また、成田山のオリジナル御朱印帳ですが、手帳のように中開きではなく、蛇腹形式になっていて、片面だけを利用した場合は、21枚の御朱印が集めれるようになっています。
成田山新勝寺のアクセス(電車、車)
成田山新勝寺へ行く場合ですが、電車もしくは車でのアクセスになるかと思います。
そこで、それぞれの場合のアクセス方法についてまとめておきます。
電車でのアクセス
成田山に電車でアクセスする場合ですが、最寄の駅はJR成田線の成田駅もしくは、京成電鉄線の京成成田駅になります。
駅から成田山新勝寺までは徒歩で15~20分ほどでです。
なお、駅から歩いた場合ですが、成田山新勝寺への参道を通るのをオススメします。
成田山の参道
成田山新勝寺ですが参道があり、その参道には鰻屋があったり、お煎餅を販売しているお店があったり、着物を貸してくれるお店があったりと、食べ歩きも楽しめる参道となっています。
なお、成田山の参道の様子は成田市観光協会の公式サイト「FEEL成田」に「成田山表参道」のページがあるのでご覧になってください。
車でのアクセス
成田山新勝寺へ車でアクセスする場合ですが、我が家は高速道路(東関東自動車道)を利用します。
東関東自動車道(東関道)の富里インター(富里IC)で降りて、下道を走って成田山に行きます。
富里インターを降りてからですが、駐車場から歩かないで行く場合と参道を歩いて行きたい場合とで、2つのパターンがあります。
参道を歩いて成田山に行きたい場合は、成田駅の駅前を通るルートを使い、なるべく歩かないで成田山新勝寺へ行きたい場合は、51号線を利用してイオン成田の交差点を左折して行きます。
成田駅前を通るルート
参道を通る場合は、やはり参道を歩いて成田山新勝寺に行きたいと思っているので、JR成田線の成田駅を通って参道の途中の駐車場を利用します。
また、なるべく歩かない場合は、成田山新勝寺のすぐ隣の駐車場を利用するため、国道51号線を通ってイオンタウン成田富里の交差点を左折して、成田山交通安全祈祷殿を通って行きます。
成田山新勝寺東門周辺の駐車場
2019年2月16日に成田山新勝寺に参拝しましたが、この時に利用したのが「みやた駐車場」です。
上の地図でいうと青いPマークが「みやた駐車場」です。約25台が駐車できます。駐車料金は1日で800円です。
なお、売店(お土産屋)の駐車場でもあり、お土産屋で3000円以上の買い物をすると駐車料金は無料となります。
住所:千葉県成田市田町305
このみやた駐車場の隣の駐車場(黄色のPマーク)が「タイムズ成田田町」で4台駐車できます。
料金は午前8時から午後8時までが30分で200円、午後8時から午前8時までが60分で100円です。
また、1日あたりの最大料金は900円です。
住所:千葉県成田市田町306
このタイムズの上にある駐車場(オレンジ色のPマーク)が「タイムズ成田田町第2」で9台駐車できます。(2019年2月16日に訪れた時は上の写真のように第2駐車場は11台と看板には記載がありましたが、タイムズの「タイムズ成田田町第2」のページで調べると9台と記載されていました)
料金は午前8時から午後8時までが30分で200円、午後8時から午前8時までが60分で100円です。
また、1日あたりの最大料金は700円です。
住所:千葉県成田市田町307
緑色のPマークは「弘恵会田町駐車場」です。駐車料金は1日で800円です。
住所:千葉県成田市田町331-1
タイムズ成田田町の駐車場についてはタイムズのサイト、またはタイムズのスマホアプリで空き状況も確認できるので事前に確認できます。
成田山の周辺施設
成田山新勝寺の参拝とあわせて周辺施設も紹介しておきます。
成田山公園
成田山新勝寺の隣にある公園です。紅葉の時期になるときれいな紅葉がみれます。
酒々井プレミアムアウトレット
成田山新勝寺から車で30分ほどの場所に酒々井プレミアムアウトレットがあります。
成田山新勝寺でお参りをして、酒々井プレミアムアウトレットで買い物というルートで楽しむこともできます。
なお、酒々井アウトレットについては「酒々井アウトレットのセールの時期はいつ?」の記事もあります。
最後に
成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)の御朱印は6種類あり、それぞれ書いていただける御堂も6つありました。
敷地も広く歩いて回りますが、並ぶ時間も含めると1時間ぐらいではないかと思います。
オリジナル御朱印帳も大本堂が印刷されていますので、興味があれば購入してください。
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