573人でバトンをつないで42.195kmを走る42195DASH(42195ダッシュ)に参加してきました。
42.195kmを10m、50m、100mと2歳ぐらいのお子さんから上は65歳ぐらいの方まで、丸い輪っかのバトンをつないで一般の方だけでなく、アスリートの方も一緒に走って世界記録を目指そう!というアシックスジャパン社が企画した東京2020に向けた陸上競技のイベントでした。
元オリンピック選手や現役のオリンピアン、パラリンピアンの方々などと一緒に走ることができ、また、間近で走る様子を見れるイベントだと思っていましたが、それだけではありませんでした。
小学生の子供たちも多く参加されていて、MCを担当されたDJケチャップさんから「特に走り終わった、子どもたちにはハイタッチでむかえてあげてください!」というアナウンスのもと、子どもたちだけでなく、大人もハイタッチで迎えて観戦している人たちの応援する雰囲気が作られていきました。
さらに、走り終わった方々も走るレーンの脇に集まって、「がんばれ!」と次々に声をかけ拍手もしながら応援しており、これだけ応援されて走ることもなかなかないと思いながらも、応援されることで子どもたちにとっても、大人にとっても良い思い出になるのではないかと思いました。
目次 Contents
42195DASHについて
10m、50m、100mの3種類の距離があり、まずは10mの距離から順番に走りだし、50m、100mと距離が伸びていきます。
距離が短い場合はバトンを繋げるのに時間がかかってしまいますが、100mになるとバトンの受け渡し回数も少なくなり、スピードアップしていきました。
途中経過の説明もあり、「このままのペースで行くと2時間〇分ぐらいでゴールできます!」というアナウンスもありました。
なお、参加者については事前の抽選申込が必要で、当選した時にどの距離を走るのかが決められていました。ただし、当選した方が全員参加したのか?というとそういうわけではなく、参加人数が足りなく走っている途中で「走りたい方はいませんか?」というアナウンスもあり、当日の飛び込み参加でもOKでした。
ゲストランナーの方も途中で走りましたが、最終ランナーの一つ前のランナーが「土屋太鳳(つちやたお)さん」で、最終ランナーは42195dashが始まっても紹介されず、あと1kmくらいでゴールというところで紹介がありました。
最終ランナーはなんと!「桐生祥秀(きりゅうよしひで)」選手でした!
ゲストランナー
君原健二(きみはらけんじ)さん
メキシコシティオリンピック(1968年)の男子マラソンで銀メダルを獲得
福島千里(ふくしまちさと)選手
北京(2008年)・ロンドン(2012年)・リオデジャネイロオリンピック(2016年)の陸上単距離に出場
山本篤(やまもとあつし)選手
北京(2008年)・ロンドン(2012年)・リオデジャネイロパラリンピック(2016年)の陸上走り幅跳びや100mなどに出場
北京は銀メダル、リオは銀メダルを獲得。夏のパラリンピックだけでなく、冬の平昌パラリンピックではスノーボードで出場。
青木智美(あおきともみ)選手
リオデジャネイロオリンピック(2016年)の水泳800メートルリレーに出場。自由形を専門としてお
有森裕子(ありもりゆうこ)さん
バルセロナ(1992年)・アトランタオリンピック(1996年)の女子マラソンに出場し、バルセロナでは銀メダル・アトランタでは銅メダルを獲得
山本隆弘(やまもとたかひろ)さん
バレーボールの元全日本選手。
畠山愛理(はたけやまあいり)さん
ロンドン(2012年)・リオデジャネイロオリンピック(2016年)の元新体操選手。
生山ヒジキ(いくやまひじき)さん
5つのギネス記録をお持ちのプロ縄跳びプレイヤー
金丸祐三(かねまるゆうぞう)選手
北京(2008年)・ロンドン(2012年)・リオデジャネイロオリンピック(2016年)の陸上400mに出場
中村克(なかむらかつみ)選手
リオデジャネイロオリンピック(2016年)の水泳400メートルリレーに出場。自由形を専門としており、50m・100mの日本記録保持者
土屋太鳳(つちやたお)さん
女優で渋谷区の松濤中学校出身で中学生の頃は、42195DASHが開催された織田フィールで陸上の練習をしていたとのこと。
凰稀かなめ(おうきかなめ)さん
元宝塚歌劇団宙組のトップスター。
桐生祥秀(きりゅうよしひで)選手
リオデジャネイロオリンピックに出場し、4×100mリレーで銀メダルを獲得。2017年9月9日に日本人で初の9秒台となる9秒98を記録
MC DJケチャップさん
スポーツDJ、スタジアムDJで、2018年11月24日は42195DASHでMCを務めていましたが、前日の2018年11月23日には錦織圭選手が参加されたLIXILのイベントでMCを務められていました。
渋谷区のオリンピック・パラリンピックのリアル観戦事業も開催
東京2020オリンピック・パラリンピックの競技のうち5競技が渋谷区内で開催されることから、各競技のトップ選手によるデモンストレーションを見たり、体験したりして東京オリンピック・パラリンピックの会場を満員にしようというイベントも合わせて実施されました。
当日は、パラリンピックの走り幅跳びの山本篤選手、 オリンピックの女子100m・200m の福島千里選手、同じく陸上の長田拓也選手が参加されていました。
山本篤選手と長田拓也選手の実際の走りを見ることができ、それも、走るレーンのすぐ脇で 実際の走りを体感することができ、そのスピードの早さや迫力に驚かされました。
こういうイベントで選手 を知ることによって、 選手を身近に感じることができ、オリンピックやパラリンピックでより応援、声援を 送りたくなると思いま した。
最後に
今回が初めてのイベントということもあり、運営がいまいちだと感じた部分もありました。
例えば、42195DASHのスタート時間は当初、お昼の12時30分でしたが、10mの距離を走る参加者が集まっていないということで結局は午後1時からのスタートとなりました。
また、500人以上の方が順番に走りましたが、今、何人目の方が走っているかは分かりませんでした。
実際に走るランナーには走る番号がプリントされた「ハチマキ」が配布されましたが、頭に結ぶと番号が分からない、自分でもはちまきを外さないと分からないこともあり、自分が何番か?今、走っている方が何番か?という点などは改善が必要ではないかと感じました。
ただ、イベント自体は素晴らしいもので、実際のランナーはもちろんのこと、応援だけで参加している方でもみんなでランナーを応援することで、このみんなで応援することで一体感が生まれてそれが応援することの楽しさにつながり、応援されたランナーの笑顔はもちろんのこと、応援している方も笑顔になり、笑顔をつなげて42.195Kmを走ることができたイベントでした。
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